前回はエポキシレジンについて書いていきました。

　
　
　

エポキシレジン液（２液混合型のレジン液）って何？

　
　
　
今回は実際にUVレジン液を使って大きめのモールドで作った作品の作り方について書いていきたいと思います。

　
　
　

作品を作る前の注意

 

まず最初に作品を作る前には必ず換気とレジンアレルギー対策をお願いします。
これは何度かいろいろな記事に書いていますが、レジン液には液体の状態でも硬化の時でも有害物質が気体となってしまうので、自分が今後より長く楽しくハンドメイドレジンを楽しみたいって思っている方でもそうでない方でも自身の体に影響が出ないようにしっかりと対策をしてほしいです。

 

作品作りに必要なもの

今回の作品作りに使うのは
・レジン液(今回は少し多めに用意しましょう)
・モールド(なるべく半透明などで色付きシリコンモールドではないのを使用すること)
・コサージュ用のピン(今回はブローチを作るので使います。)
・自分の入れたい封入パーツ(ラメやホログラムなど)
・調色用パレット(無い方は使わなくなったクリアファイルをレジンで使いやすいように加工したもので代用してください)
・着色剤(着色剤の代用でパステルが使えます。)
・調色用スティック(無い方は爪楊枝で代用してください)
・UVライト(無い方はネイル用のLEDライト※もしくは日光の光※2)
・レジンクリーナー
・シリコンマット
・エンボスヒーター(無い方は爪楊枝してください)
・その他作品作りで使いたいもの(ペンチなど)
を用意します。

　
　
　

　
　
　

※ネイル用のLEDライトを使う場合はレジン液がそのライトでも固まるハイブリッドタイプかどうかを必ず確認してください。

※2日光の光は天候によって硬化時間が変わり、また時間がかかります。

そこも踏まえて作品作りを計画してから作ると作品制作時にトラブルが起きにくいと思います。

また、マルカン・レジン液は自分の使いやすいものを使って大丈夫です。

 

作り方

①まず最初にレジンを着色剤で着色していきます。

　
　
　
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※この時に気泡ができてしまったら、上の写真のようにエンボスヒーターなどで気泡を取り除きましょう。

　

　

②色を付けたレジン液をモールドに流して硬化していきます。

　
　
　
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※この時に複数の色を使う場合はその部分に少しずつ使う色のついたレジン液を入れて硬化していきます。
そうすることで綺麗な仕上がりになります。

　
　

③②の工程をある程度(写真だと花や鳥の部分がいっぱいになるまで)繰り返します。

　

　
　
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④透明のレジン液でモールドの全体に薄く入れて硬化させていきます。

　
　

　
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⑤②と③の工程で使わなかった色のついたレジン液を入れて硬化していきます。

　
　
　
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※この時にグラデーションしたりすると作品にオリジナル感を出すことができます。

　

　

⑥モールドいっぱいになるまで色のついたレジン液を入れて硬化させるを繰り返したら、バリができないように透明のレジン液を薄く伸ばした後、コサージュ用のピンをしっかりと入れてから硬化させます。

　
　
 
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※この時にバリができてしまいそうで不安でしたら、いっぱいになる手前まで色のついたレジン液を入れて硬化させるを繰り返し、透明のレジン液をモールドいっぱいに伸ばして硬化させます。

　
※2また、この工程で完全に硬化させてから型から取り外すので、上の写真のように裏面の方からも硬化をしておくと型から取り外した時のべたつきがなくなります。

　
　

⑦型から取ったら、完成です。

　
　
　

　
　
 

今回は実際にUVレジン液を使って大きめのモールドで作った作品の作り方について書いていきました。

次回はミール皿を使ったブローチの簡単な作り方についてを書いていきたいと思います。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。