前回はレジン液の大まかな種類についてを書きました。

http://oppohouse.xsrv.jp/jetb/blog/1126/

 

今回は、前回名前だけ出てきたUVレジン液や硬さなどの種類とその使い方についてを書きたいと思います。

 

ハードタイプとソフトタイプ

 

UVレジン液は、主に『ハードタイプ』と『ソフトタイプ』に分かれます。

ハードタイプはレジン液を硬化した後、硬くなるタイプでよく使われるタイプのレジン液です。

ミール皿やモールドなどを使った作品作りでは必要なものとなります。

また、UVレジン液について検索などをするとよく出てくるのがハードタイプです。

一方ソフトタイプはレジン液を硬化した後、ハードタイプとは違いグミのような硬さになるタイプで加工もできるレジン液です。

こちらはモールドを使ってグミっぽい作品を作ったり、ハードタイプではできないハサミを使ってのオリジナルの形に加工したりなどに向いています。

しかし注意するところがあるとするなら、しっかりと硬化をしないと上手に加工ができないところです。

この２つのタイプの違いは硬化後の硬さとなります。

 

ハイブリッドタイプのレジン液

 

ハイブリッドタイプのレジン液はUVライトだけではなくLEDライト(ネイルやハンドメイド用です。部屋の電気ではないのでご注意ください。)でも硬化することができるレジン液です。

作っているメーカーさんにもよりますが、硬化時間が普通のレジン液と比べて早い傾向があります。

使い方も簡単で初心者にも扱いやすいですが、作っているメーカーさんにもよりますが、硬化中にレジン独特の刺激臭が出るものがあるので、しっかりと換気をしてください。

『レジンアレルギー』になる恐れがあります。(レジンアレルギーについては次々回ほどに説明いたします。)

 

水溶性タイプのレジン液

 

水溶性タイプのレジン液はレジン独特の刺激臭や有害物質をできる限り抑え、更には机などについても水やアルコールスプレーで拭くことができる優れたレジン液です。

軽度のレジンアレルギーの方や、小さなお子さんにも使えるものです。

しかし、水溶性レジン液の大半がUVライトしか対応できないことと、有害物質が少ない分硬化時間が結構かかるのでしっかり硬化しないと硬化不良(硬化不良とは完全にレジン液が固まらなかった状態やべたつきなどのことを表します。)になってしまうことがあります。

硬化時間を短くするにはハイブリッドタイプのレジン液と一緒に混ぜて使用することで、早めに作品を硬化することができます。

 

カラーレジン液

 

カラーレジン液は既にレジン液の色がついているものです。

ですので、着色料(次回ほどに説明いたします。)で色を付ける際に気泡ができたり、色ムラができたりしないという利点があります。

作っているメーカーさんにもよりますが、UVライトのみ対応しているものとハイブリッドタイプのようにLEDライトでも硬化ができるものと分かれています。

100均に売っているものもどうやら一部のカラーレジンはLEDライトが非対応のものがありますので、LEDライトで作品作りをしたい方はレジン液を硬化することのできるライトの項目をよく見てから購入しましょう。

 

まとめ

 

今回は

○UVレジンはハードタイプとソフトタイプの２つがあり、違いは硬化後の硬さ

○UVレジン液のほとんどがハードタイプで、ソフトタイプはあまり種類が少ない

○ハイブリッドタイプはUVライトとLEDライトの両方に対応していて硬化時間も早い

○水溶性タイプは小さなお子さんや軽度のレジンアレルギーの方でも使いやすいようになっており、水やアルコールスプレーで拭くこともできる

○水溶性タイプはLEDライトには対応してないので、硬化時間を短縮するにはハイブリッドタイプのレジン液を混ぜて使用すると少しだが早く硬化する

○カラーレジン液はもともと色がついているので着色料などで色を付ける必要なく作品作りができる

○カラーレジン液をLEDライトで硬化する場合は購入する前にUVライトのみなのか、LEDライトでも硬化することができるのかを確認すること

を説明しました。

 

次回はレジン作品を作るときに必要なものとあればいいものについてを書きたいと思います。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。