たらしこみレジンってどうやるの?

前回は雲レジンのやり方について書いていきました。

雲レジンってどうやるの?

今回はたらしこみレジンについて書いていきたいと思います。

たらしこみレジンって何?

たらしこみレジンとはもともとネイルのテクニックである『たらしこみ技法』をレジンで使うことです。
そもそもたらしこみとは絵の具をにじませたりぼかしたりして作品や絵をデザインする方法で、このテクニックを使った作品の印象は薄く色のついた模様でとても柔らかくて優しい感じに表現することができます。
たらしこみで主に使われている絵の具以外にも水墨画で使う墨でもこのテクニックを使うことができます。
今回はたらしこみレジンに必要なものと手順のやり方について書いていきます。

たらしこみレジンに必要なものってどんなもの?

 

たらしこみレジンの作品作りをするにあたってレジン液と表現したい作品のもの以外にどんなものがいるのかわからない方もいるかと思います。
今回のたらしこみレジンで必要なものは

・レジン液
・アクリル絵の具
・絵の具用のパレット
・絵の具用の筆
・たらしこみの時に使う水
・その水をふき取るために使うティッシュ
・使いたい方は着色剤(今回は使わない方法の紹介となります。)
・レジン液こぼれを心配する方はシリコンマット
・レジン液の使う量を調節したい方は調色用パレット
・気泡をつぶすためのニードルや爪楊枝、エンボスヒーター
・UVライトorLEDライト
・ピンセット
・作品で使いたいモールドor空枠
・その他自分で使いたい道具・パーツ
です。

レジン液、UVライトやLEDライト、モールド、その他レジンで使う道具はどんな作品作りでも必要なものですが、アクリル絵の具、絵の具用のパレット、絵の具用の筆、たらしこみの時に使う水、その水をふき取るために使うティッシュは今回のたらしこみレジンのみでしか使わないものと思っている認識で大丈夫です。
今回はにじませてる方を紹介します。
模様以外にも先ほど書いたたらしこみで絵を描くことができますので、自分だけのオリジナル作品を作ることができます。

たらしこみレジンのやり方の手順

まず作品を作るにあたって前々回・前回の宇宙レジン・雲レジンと同様にレジンアレルギー対策を取っておくことが大切です。
今回はモールドではなく、空枠を使った作品の例を挙げたいと思います。
まず最初に空枠の底を透明のレジン液を使って作ります。

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底ができましたら、使いたいアクリル絵の具を絵の具用パレットの上にのせて水で薄めていきます。
大体すごいしゃばしゃばする手前ぐらいがちょうどいいかと思います。(これは個人の意見ですので、自分のちょうどいい感じにしてみてください。)
絵の具の準備が終わりましたら、先ほどの空枠に絵を描いていきます。

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絵ができたら、水分を含んだ絵の具をティッシュを使って外側だけが残るように拭き取っていきます。
この時に細かい絵だと折角の作品が失敗してしまうので気になる方は先ほど絵を描いた筆とは別のもう一本の筆を水に含ませて拭き取るときれいな作品に仕上がります。
拭き取ることができたら、絵の具を完全に乾かしてから封入パーツを少し入れてからレジンを注ぎ、硬化させます。

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最後に底の部分のところを透明なレジン液でコーティングして硬化させたら完成です。
これで作品は完成しますが、作品をぷっくりさせたい方はもう一層分レジン液をのせて硬化させてもいいですし、一層ごとに別の色を使ってたらしこみ技法を使っても良いかもしれません。

 

今回はたらしこみレジンについて書いていきました。
次回はレジン液を使った綺麗なグラデーションの作り方について書いていきたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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