前回はレジンに必要なものについてを書いていきました。

http://oppohouse.xsrv.jp/jetb/blog/1155/

今回はレジンアレルギーについてを書いていきたいと思います。

 

レジンアレルギーとは何か？

 

まず、レジンアレルギーとはレジン液がアレルゲン物質になってしまい、アレルギー反応を起こしてしまうことです。

アレルギー症状の重さや収まる時間などは人それぞれとなります。

レジンアレルギーになってしまう原因はハンドメイドレジンにあると私は思います。

ここから症状や原因について詳しく説明していきたいと思います。

 

レジンアレルギーになってしまう原因

 

レジンアレルギーになってしまう主な原因は、レジン作品を作るときに『換気をせずに作品作りをしていること』と『レジン液が手についてもそのまま作品作りをすること』だと私は思います。

レジン液の主な成分はレジン液を作っているメーカーさんにもよりますが、『アクリレートポリマー』や『特殊アクリレート樹脂』いわゆる『アクリル樹脂』でできています。

アクリル樹脂だけではなく、他の合成樹脂でもいえますが、液体を硬化させるときに発生する有害物質が気体となっています。

その有害物質の気体が室内に充満している状態で過ごしたら、何かしらの症状が出てしまいます。

また、合成樹脂の液体状態でも同じようなことがいえます。

また、歯科でもレジンを使う治療法があるのでそれが原因でなってしまうケースもあるようです。(歯科のレジンを使った治療法については私自身よくわからないので調べて頂けますと幸いです。)

これらが原因でレジンアレルギーになってしまうことになります。

 

レジンアレルギーの症状

 

レジンアレルギーの症状は人それぞれといいましたが、一体どのような症状なのでしょうか？

まず一般的な症状としては体の一部もしくは全体に『発疹』や『水ぶくれ』などができることです。

この症状だけ見ているとアトピー性皮膚炎に似ています。

他にも私は軽度のレジンアレルギーですが、発疹は出ませんが、硬化中に目や鼻が痛くなる症状が出たり、レジン液がついたところが痛くなったりなどの症状がレジン作品を作るときに出ており、作った後もしばらく続いています。

また指のところの皮がむけてボロボロになったり、粘膜が腫れたりなど私が挙げた以外にも他の症状があると思いますので、調べていくことが必要だと思います。

これらの症状は『すぐには出ずに半日や1日後』に出ることが多いです。

 

レジンアレルギーになって困ること

 

レジンアレルギーになってしまうと日常ではどのような影響が出るのでしょうか？

まず、ハンドメイドレジンが趣味の人はレジン作品を作れなくなってしまうことです。

これはレジン作品を作らなければほとんど支障はないです。

次に歯科で歯に詰め物などの治療が受けれなくなることです。

歯科ではレジンを使った治療法があり、それが原因でアレルギー症状が出てしまい、日常生活を送れなくなる可能性が出てきます。

このようにレジンアレルギーになるとこのような影響が出てしまいます。

 

レジンアレルギーにならないためには・・・

 

今までのこの記事のことを振り返るとまるで「レジンはとても危険だからするな」といっているようですが、レジンアレルギーにならないようにすれば楽しくレジン作品を作ることができます。

まず、レジン作品を作る際には窓を開けてしっかりと換気を行い、それでも気になる方はマスクをつけること、他にも手にレジン液がついたらすぐに手を洗い、気になる方はゴム製の使い捨て手袋を使うとレジンアレルギーになる可能性を下げることができます。

 

まとめ

 

今回は

○レジンアレルギーとはレジン液というアレルゲン物質によって起こされるアレルギーのこと

○レジンアレルギーになってしまう原因は換気を行わなかったり、レジン液が手についたまま作品作りをしてしまうこと

○レジンアレルギーの症状は発疹が水膨れができたりなどアトピー性皮膚炎に似ているが症状は半日や1日後に発症することが多い

○歯科に通っている人でレジンアレルギーの人は日常生活に支障が出てくる

○レジンアレルギーにならないようにしっかりと換気、レジン液がついたら手を洗い、そしてそれでも気になる人は手袋やマスクをつけて作品作りをするとアレルギーになる可能性が下がる

ことについて説明しました。

 

しっかりと対策をしてレジン作品を楽しんでください。

 

次回からはパーツなどの使い方についてを記事にしたいと思います。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。