前回は封入パーツのイラストシートについて書いていきました。

 

封入パーツについて-イラストシートってどんなもの？-

今回は前回挙げたメタルパーツとイラストシート以外の封入パーツについて書いていきたいと思います。

他にはどんな封入パーツがあるの？

前回、前々回にわたって説明したメタルパーツとイラストシート以外にも様々な種類の封入パーツがあります。
今回はその中からよく使われると思われる4～5種類ほどの封入パーツの特徴や作る際に向いている作品の傾向について書いていきたいと思います。

①ブリオン

ブリオンとはとても小さな『球体状の粒』のことです。
金色や銀色に光っているものが多いため、メタルパーツの一つなのかと思われやすいのですが、これは封入パーツの一つです。
先ほど挙げた例以外にも原色のような色からパステルカラーの様な色の小さな球体までたくさんあります。
ブリオンが主に使われるのは『宇宙レジン』と呼ばれる宇宙の一部をそのまま切り取ったように作る作品を作るための技術の一つ(宇宙レジンについては今後書いていく予定です。)で、小さな星や惑星っぽくしたり、キラキラ感を出すのに使ったり②使うことのほうが多いです。

②天然石(さざれ石)

天然石(さざれ石)は、意外にもハンドメイドレジンで使われることのある封入パーツです。

ローズクォーツやアメジスト、水晶などほかにもさまざまな種類の石があります。

天然石(さざれ石)が使われることの多いのは、オルゴナイトです。
オルゴナイトとは前々回にて説明した通り、不思議な力を持ったお守りのことで、その作品を作るのにさざれ石状の天然石を使います。
そうすることで、小さいサイズのオルゴナイトを作ったり、たくさんの天然石を入ることができたりします。

③ドライフラワー

ドライフラワーはあまりレジンでも使うことの少ない封入パーツですが、閉じ込めたり、コーティングしてかわいらしいアクセサリーのチャームにしたりすることができます。
また、ハーバリウムと呼ばれるレジンとは違ったハンドメイドでよく使用することがあります。

④ラメ・ホログラム

ラメ・ホログラムはレジンで欠かせない封入パーツになります。
これは作品のキラキラ感を出したり、かわいらしさを演出したりなどどの作品を作るときには相性抜群の封入パーツです。
ホログラムには六角ホログラムや乱切りホログラムなど様々な種類のがあったり、ラメには粗目のものから細かいものまであります。
また、ラメ・ホログラムはうまく着色することができない場合に着色剤の代わりとして使うことができます。(着色剤関連に関しては次回以降に書いていきます。)

⑤スライスチップ

スライスチップとは、ネイルをしている人だとわかる方も多いかと思いますが、一つの棒状のものを薄くスライスしたもので、商品のものに関しては下の写真のように既にスライスされているものの状態で売られているものが多いです。

この封入パーツがよく使われるのはモールドを使った作品に多いと私は思います。
モールドを使った作品だとミール皿・空枠の作品とは違い、型から出せば作品そのものになるため、全体をかわいく見せたい、一つ多い気いのを使ってチャームポイントとして使うのもありかと私は思います。

他にもさまざまな封入パーツがあるかと思いますいので、自分の作りたい作品に合うものを探してみてください。

 

今回は封入パーツのそのほかのパーツについて書いていきました。
次回は着色剤について書いていきたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。