着色剤って何?
前回までは封入パーツについて書いていきました。
今回は着色剤について書いていきたいと思います。
着色剤って何?
着色剤は名前の通り、レジン液に色を付けることのできるものです。
レジン液はカラーレジンもありますが、基本は透明のものが大半を占めています。
そのため、レジン液に色を付けたいというときに使うのが着色剤です。
有名なのはPADICO(株式会社パジコ)さんが出している『宝石の雫』です。
PPADICOさんはレジン液の『星の雫』と『太陽の雫』を出している有名なレジンメーカーさんの一つです。
1枚目の写真の基本色から2枚目のネオンカラー、3枚目のパール色と色の種類が豊富なのが一つの特徴です。
また、1滴入れるだけで綺麗に着色できるところが初心者の方でも使いやすく、着色剤を入れる量によって色の濃さを簡単に調節することができるところがこの着色剤のいいところです。
そのため、2色以上の色を混ぜて着色することも簡単にできます。
他には清原株式会社さんの『いろどろっぷ』があります。
清原さんは主にレジン液とカラーレジン液で有名ですが、レジン液用の着色剤があります。
種類は1・2枚目の基本カラーと3・4枚目のニュアンスカラーの約20種類です。
PADICOさんの宝石の雫より種類は少ないものの着色後の色は2・4枚目の写真を見てみると鮮やかに発色している印象があります。
こちらも色の調節ができ、混色もできます。
着色の仕方
レジン液を着色を行う前にレジン液を着色したり使う量を入れるために使うシリコン製のパレットと調色用のニードルやヘラ、スプーンのスティックセットと透明のレジン液と着色剤の用意をしましょう。
スティックのセットは2枚目の写真のようにヘラがスプーンとニードルについているものと3枚目の写真のようにニードル・スプーン・ヘラがすべてバラバラになっているものがあります。
まず最初にレジン液をパレットの中に注ぎます。
その次に着色剤を入れます。
この時に着色剤を入れすぎないように注意してください。
なぜなら入れすぎによる硬化不良が起きてしまうからです。
入れた後は色ムラが起きないようにまんべんなく混ぜていけば着色することができます。
着色後は気泡ができている可能性があるので、ヘラやニードルでつぶしましょう。
大変な方はエンボスヒーターを使ってみるのもおすすめです。(エンボスヒーターについては今後書いていく予定です。)
今回は着色剤について書いていきました。
次回はこれの続きで着色剤の代わりになるのもについて書いていきたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。