大きいサイズのモールドで作るにはどんな方法でやるといいの?
前回はサンドモールドを使ったスノードーム風シャカシャカレジン作品の作り方について書いていきました。
今回は大きいサイズのモールドでの作り方のコツについて書いていきたいと思います。
大きいサイズのモールドってどんな感じなの?
まず最初に大きいサイズのモールドは下の写真の普段こちらで上げているレジン用のモールドよりも仕上がりの厚みや大きさが違うものです。
比較で分かりやすいようにレジン用のモールドの写真も載せていますが、上の写真を見て分かるように、左側の方が右側のモールドの大きさや深さよりあります。
ですが、サイズの大きいモールドの一番の欠点は大抵は左側の写真のように色がついていることです。(今回の左側の写真のものは本来はお菓子作りで使用するものです。一度でもレジン作品作りで使った場合はその型は絶対にお菓子作りで使わないでください。)
今回はレジンでも使えるサイズの大きいモールドで選ぶときの特徴や作る時のコツの部分も含めて詳しく書いていきたいと思います。
レジンでも使える大きいモールドを選ぶときの特徴
ブローチなどの大きな作品を作る時に大きいサイズのモールドをレジン作品で使いたいって思ったことはないでしょうか?
ですが、作る時に一番不安になることはしっかりと硬化することができるかということです。
サイズの大きいモールドの欠点は先ほども上げたように色がついていることです。
なぜ色のついたモールドが良くないのかというと、レジン液は紫外線を当てることで化学反応をおこして硬化するので、それが全体的にできるように作られたのがレジン用の透明から半透明のモールドです。
ですが、モールドに色がついていると表面の部分しか硬化しないので、下の部分が硬化不良もしくは全く硬化していないことが起きてしまうからです。
これを防ぐためにはまず半透明か透明のモールドを選びましょう。
また、初心者の方で大きいサイズのモールド作品を作りたい場合は最初は私はシンプルな形をお勧めします。
大きいモールドで作る時のコツ
そして、大きいモールドでの大まかな作り方は普通のモールドと同じように気泡ができないようにレジン液を流して硬化させるだけですが、最初に書いたように仕上がりの厚みや大きさが、大きいので、私たちが普段使っているただ入れて硬化させるだけのレジン液だとレジン液の入れる量による硬化不良などが起こるため、少し工夫が必要になります。
ここからは私が自分流でやっている方法を紹介するので、参考程度にしてください。
まず最初は気泡ができないようにレジン液を流して硬化させるのですが、レジン液の量を減らして硬化する厚さを薄くします。
→
↑写真はモールドではないですが、このようなイメージでやっていくとうまくいきます。
硬化が終わったら、先ほどの作業をひたすらモールドの型いっぱいになるまで繰り返します。
そうすることで、時間はすごくかかりますが、硬化不良を十分に防げるので、安全に作品作りをすることができます。
また、それをすることができないという方には主剤と硬化剤があるエポキシレジン液を使うことを私はおススメします。
理由としては、エポキシレジン液は主剤と硬化剤を混ぜ合わせるだけで硬化が始まるので、しっかりと紫外線を浴びせて硬化させる必要もなく、もともと厚みや大きさのあるレジン作品を作るのに非常に向いているからです。
時間は普段使っているレジン液よりも時間はかかりますが、量の分量さえ間違わなければ仕上がりが綺麗で失敗しないです。
次々回の記事にて普段使っているレジン液で実際に作ってみた記事を上げます。
今回は大きいサイズのモールドでの作り方のコツについて書いていきました。
次回はエポキシレジンの使い方についてを書いていきたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
UVレジン・ハンドメイドパーツ専門店 │ おっぽハウス
「おっぽハウス」はUVレジン・ハンドメイドパーツの専門店です。
透明感がキレイに出るレジン液から、シリコンモールド、ミール皿、チャームなど、
プロからDIY初心者までおすすめの素材を低価格・高品質・送料無料で幅広く取り扱っています。
ぜひ当店のアイテムで、オリジナルの雑貨・ネイルパーツ・アクセサリーを手作りしてみませんか。
屋号 | おっぽハウス |
---|---|
住所 | 〒183-0013 東京都府中市小柳町3-28-12 |
営業時間 |
10-17時 定休日:日・祝日 |
代表者名 | 福岡 宏顕 |
fhiroaki@oppohouse.site |