前回はミール皿とネイル用3Dモールドを使ったキーホルダーの作り方について書いていきました。

　
 
　

ミール皿とネイル用3Dモールドを使った簡単でかわいいキーホルダーの作り方

 

 

今回は液漏れしてしまうレジン液のボトルの主な特徴について書いていきたいと思います。

　

　
 
レジン液が液漏れしてしまう原因って何？

　
　
 
まずレジン液が液漏れしてしまう原因は主に2つあります。
一つ目は注ぎ口部分がしっかりとしめられていない場合です。
これは清原さん以外のメーカーさんでよくあります。(清原さんのレジン液にはしっかりと中蓋がついているため。※)
その場合だとしっかりとしめられていないレジン液の注ぎ口の下の部分からレジン液があふれて液漏れしてしまいます。

二つ目は注ぎ口部分のところとレジン液のボトルがうまくかみ合わずしめられていない場合です。
この場合だと何度その部分をしめようと回してもしめられない不良品の場合があります。
今回は自分の考えになりますが、レジン液がボトルから漏れてしまう液漏れの原因をいくつか詳しく紹介しいたいと思います。

　
※しっかり中蓋がついていても液漏れすることはあります。

　
 
 
液漏れの原因その①：注ぎ口部分がしっかりとしめられていない

 

 
 
この注ぎ口部分がしめられていないというのはいくつかの理由があります。
主な理由の一つが機械の閉め方が緩いことにあると思います。
皆さんは知っているかと思いますが、どのレジン液を販売しているメーカーさんでも工場があり、機械の流れ作業で皆さんの使う状態になるように作られています。
しかし、その機械でも必ずしもしっかりと注ぎ口部分がしめられてるわけではないです。

　
　
 

　
　
 
上の写真をよく見てみてください。
左側の写真は注ぎ口の部分がまっすぐなっているのに対して右側の写真は拡大されているところを見てみると注ぎ口部分の右側が少し浮いているように見えます。
ほとんどレジン液のボトルについている注ぎ口部分は左側の写真のものが多いですが、その中の極一部が右側の写真のような状態で時折皆さんのもとに届いています。
右側の写真のようになっているもののほとんどは一度注ぎ口部分を取り外してからまっすぐになるように回してしめるとしっかりと直ります。
ただ、しめ直す場合はレジン液が漏れていた状態なので、必ず使い捨てゴム手袋などをつけてから行ってください。
ただそれでも直らないものが液漏れの原因のその②になります。

　
 
 
液漏れの原因のその②：注ぎ口部分のところとレジン液のボトルがうまくかみ合わずしめられていない

　
 
 
この場合の方が少ないとは思いますが、実際に自分で使っていたレジン液であったので、紹介しようと思います。

　
 
 

　
　
 
上の短い動画でも分かる通り、何回回してもしまるどころか緩くなって同じことを繰り返している状態になってます。
この状態のレジン液のボトルでも使うことはできますが、私は正直お勧めしません。
理由としては、たくさんのレジン液を使う時と使った後必ず注ぎ口部分から液漏れしてしまうからです。

　
 
 

　
 
 
自分で書いた簡易的な絵ですが、仕組みとしてはレジン液を使う時に当たり前ですが注ぎ口を下に向けて使います。
その時に力を入れて注ぐと主にボトルと注ぎ口をつないでいる部分の斜めになっているところの隙間からレジン液があふれてしまいます。(左側の絵)
使い終わった後はこれも当たり前のことにはなりますが、注ぎ口は上になります。
この時に注ぎ口に残ったレジン液がボトルと注ぎ口をつないでいる部分の斜めになっているところの隙間からゆっくりとレジン液がその隙間の方に流れてしまい、あふれてしまいます。(右側の絵)
この場合は同じメーカーさんの使いきったレジン液のボトルに入れ替えるほかありません。
もしくは未使用でメーカーさんから直接注文して購入した場合、直接メーカーさんにお問い合わせをした後レジン液を交換してもらう方がいいと思います。

 
 
 
おまけ：液漏れに気づく原因

　

 

これは分かり切っていますが、使う前に気づくことができると思うので、今回の記事で書きます。
これは一つだけですが、袋から出す前にレジン液のボトルのラベルかその下にある説明書が滲んでいるからです。
これは紙にレジン液を垂らした時の性質ですがコーティングも何もしていない紙の上にレジン液を垂らすとその紙は必ず滲みます。
そのことは以前あげた記事の「折り紙などの紙素材ってレジン作品に使えるの？」をご覧ください。
滲んでいた場合はこちらの場合も未使用でメーカーさんから直接注文して購入した場合、直接メーカーさんに問い合わせてからレジン液を交換してもらいましょう。

 
 
 
今回は液漏れしてしまうレジン液のボトルの主な特徴について書いていきました。
次回はyoutubeの動画を参考にした作品の作り方について書きます。

 
 
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。