どうしてレジンでは気泡ができるの?

前回は意外に使えるレジンの小技について書いていきました。

 

意外と使える!レジンの小技

 
 
 
今回はレジンではどうして気泡ができてしまうのかについて書いていきたいと思います。

 
 
 
本題に入る前の注意点

 
 
 
まず最初に作品を作る前には必ず換気とレジンアレルギー対策をお願いします。
これは作品の作り方の記事に必ず書いていますが、レジン液には液体の状態でも硬化の時でも有害物質が気体となってしまうので、自分が今後より長く楽しくハンドメイドレジンを楽しみたいって思っている方でもそうでない方でも自身の体に影響が出ないようにしっかりとアレルギーにならないよう対策をしてほしいです。

 
 
 
原因その①:量の少ないレジン液を出すときに空気が入る

 
 
 
これはレジン液の残っている量に関係しているのではないかと私は考えました。
理由としてはまず残り量の少ないレジン液は注ぎ口を上に向けていますので必ず下の方にたまります。
その下にたまっているレジン液を出すために押すと当然ですが空気が入ります。その結果気泡ができてしまうのではないかと私は思います。

 
 
 
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写真では少し見辛いかと思いますが、レジン液が入っているモールドの型の左側にうすっらとは言っているのがあります。
これは私が残りの量が少ないレジン液を出そうとして押して出たときにできいた気泡なので、この原因はあながち間違っていないのではないかと思います。

 
 
 
原因その②:細かい所にレジン液が入らず気泡ができる

 
 
 
これはモールド限定にはなりますが、モールドの細かいところにレジン液が入らず隙間ができた結果、その隙間を消そうとしたときに気泡ができてしまう現象です。

 
 
 

 
 
 
上の写真のように特にネイル用3Dモールドの細かい部分や、立体的なモールドの先などに多く、その部分に隙間という空気ができた結果、その空気を追い出すときに気泡になってしまうからです。
これはモールドではよくあることですので、出すときは慎重に出しましょう。
特に立体的で先がとがっているモールドですとその隙間から出すときに新たに気泡ができてしまうことがありますので、少しずつレジン液を入れて隙間を少なくしながら作ると私個人としてはやりやすいと思います。

 
 
 
原因その③:着色剤を混ぜるとき

 
 
 
これは自分が今までやっていて必ず気泡が入っていると感じるときが着色剤をレジン液に入れて混ぜるときだと私個人では思ています。

 
 
 

 

 
 
上の写真は着色剤(パステル)を混ぜてエンボスヒーターをかけて気泡を抜く前の写真です。
この写真を見て分かるようにぽつぽつが沢山ありますよね。
このぽつぽつすべて気泡になります。
これは着色剤を混ぜるときに空気がレジン液に入ってできる現象だと思います。
私は大体エンボスヒーターであらかた気泡をつぶして位から少し時間を置きますが、それでも細かい気泡だと抜けないこともしばしばあります。
ですので、これが原因でできる気泡は防ぐことができず、できてしまったものは潰すほかないかと私は思うので、混ぜるときに空気のあまり入らないように混ぜるとかの工夫次第では、気泡の量が少なるなるかもしれませんね。

 

 
 
原因その④:封入パーツを封入した時

 
 
 
私が作る場合はほとんどできないことが多いのですが、特にイラストシートだったり、シールなどの封入パーツの面積が大きいものでできることが多いそうです。

 
 
 

 
 
 
こちらは押し花を封入した写真ですが、こちらの場合は特に花びらの間のところで隙間による気泡ができたり、入れるときレジン液に空気が入って気泡ができたりすることが多いですので、空気が入らないように事前に花びらのところにレジン液に絡めておいたり、入れる順番を注意したりすることで気泡ができにくくなります。
youtubeの動画を投稿している方でも気泡ができないような入れ方を紹介していることが多いので、動画を見ながら実践して連取するのもいいかと思います。
特に封入パーツで注意するものは私個人の考えにはなりますが、ラメになるかと思います。
こちらの封入パーツは結構細かい粉の封入パーツになるので比較的着色剤のように気泡が他の封入パーツと比べてみてもできやすい印象が強いです。
ですので、できにくい方法を考えて工夫する必要があります。

 
 
 
今回はレジンではどうして気泡ができてしまうのかについて書いていきました。
次回は内容は決めていませんが、クリスマス化冬っぽい作品の作り方について書いていきたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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