接続パーツってどう使うの? -その3-

前々回までは接続パーツのヒートンやカニカン、前回はその続きでマルカンとチェーンの使い方などについて書いていきました。

 

接続パーツってどう使うの? -その1-

 

接続パーツってどう使うの? -その2-

今回は、前回まで説明していた接続パーツ以外のものについて書いていきたいと思います。

他の接続パーツにはどのようなものがあるの?

前々回、前回に書いた接続パーツはよくハンドメイドレジンで使うものですが、たまに使われる接続パーツがいくつかあります。
それは『9ピン』と『Tピン』です。
今回はこの2つの接続パーツについて書いていきたいと思います。

9ピンって何?

9ピンはもともと『ビーズの穴に通して使う』接続パーツで、主にネックレスのトップの周りを飾るのに使ったり、何個か連結させてチェーンのようにしたりなどアクセサリー作りには欠かせない接続パーツです。
レジンではビーズのように作れるシリコンモールドで作ってから使用します。
先ほどの説明で軽く書いてありますが、9ピンはアクセサリーを作るときは何個か連結させることができるので、作品作りの途中でよく使われます。
9ピンは名前の通り数字の9に似ていることからそう呼ばれていますが、9ピンをビーズの穴に通して作る際にその形は変わってしまいます。

Tピンって何?

Tピンは9ピン同様、ビーズの穴に通して使う接続パーツです。
9ピンように何個か連結させるのではなく、アクセサリーを作る際「つなげるのはここまでにしたい」、「1個だけビーズの穴に通して使いたい」など最後のほうで使われる接続パーツです。Tピンも名前の通り英語のTに似ていることからそう呼ばれています。

9ピン・Tピンの使い方

9ピンとTピンの使い方はほとんど同じなので、一緒に書いていきたいと思います。
まず、9ピンは上からでも下からでも大丈夫ですが、Tピンは下からビーズの穴に通します。
次に穴に通したら根本ぎりぎりのところをペンチを使って90度に曲げます。
その時にビーズが欠けたり、傷つかないように根元を軽くペンチを使ってから手で曲げたり、根元に少し余裕をもって曲げたりすると作品に傷がつかなくなります。
そして輪を作るように7mmから8mmほど残してそれ以外のところはニッパーで切ります。
最後に輪を作るのですが、最初にピンの端のほうをペンチで掴み、ビーズのほうに戻すように丸めながら隙間を作らないようにします。
綺麗な輪を作る際には9ピンの場合は既に輪があるのでそれを見ながらできますが、Tピンにはそれがないので、何度も回数をこなすしかないです。

9ピンの代わりになるものは何?

Tピンにはありませんが、9ピンには1つだけ代わりになるようなものがあります。
それは『ワイヤー』です。
ワイヤーのいいところは9ピンのように定められた長さではなく、自分好みにピンの長さを調節することができるからです。
ですが最初からだと綺麗にはできないのでまずは何度も作って練習することがコツです。

今回は接続パーツの9ピンとTピンについて書いていきました。
次回からは何度か接続パーツの話で出てきているピンバイスやニッパー、ペンチについて書いていきたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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