宇宙レジンってどうやるの?

前回はレジン作品を作るにあたって覚えているといいテクニックについて書いていきました。

 

レジン作品を作るにあたって覚えているといいテクニック

今回はそのテクニックの一つである宇宙レジンについて書いていきたいと思います。

宇宙レジンって何?

宇宙レジンは前回書いたように青・黒系統のマニキュアや着色剤を使って本物の宇宙のように表現をするテクニックです。
ほとんどがミール皿・空枠の台座系の作品が多いため、ほとんどの作家さんはマニキュアを採用している印象が強いです。
前回書いてはいませんが、宇宙レジンをするときにキラキラとした金・銀のブリオンやラメ、ホログラムなどの封入パーツを入れることでより宇宙らしさを表現することができます。
今回は宇宙レジンをやるにあたっての必要な道具やパーツ、手順について書いていけたらと思います。

宇宙レジンに必要なものってどんなもの?

宇宙レジンや作品作りをするにあたってレジン液と表現したい作品のもの以外にどんなものがいるのかわからない方もいるかと思います。
まず今回の宇宙レジンに必要な道具をミール皿の場合で書いていきたいと思います。
今回の宇宙レジンで必要なものは

・レジン液
・黒・青などの自分の表現したい色のマニキュアを5~6本
・ブリオン・ラメ・ホログラムなどの封入パーツ
・レジン液こぼれを心配する方はシリコンマット
・レジン液の使う量を調節したい方は調色用パレット
・気泡をつぶすためのニードルや爪楊枝、エンボスヒーター
・UVライトorLEDライト
・マニキュアでやらない方は着色剤
・土台となるミール皿
・その他自分で使いたい道具・パーツ
です。

レジン液、UVライトやLEDライト、封入パーツ、ミール皿、その他レジンで使う道具はどんな作品作りでも必要なものですが、マニキュアは今回の宇宙レジンのみでしか使わないものと思っている認識で大丈夫です。
着色剤を使って作りたい方はマニキュアを使わずに使うのもオリジナルの作品を作るにあたってはありかもしれません。

宇宙レジンのやり方の手順

まず作品を作るにあたってレジンアレルギー対策を取っておくことが大切です。
今回はミール皿でマニキュアを使う方法で書いていきます。(着色剤の場合はほぼ似ているので、今回は割愛させて頂きます。ご了承ください。)
一番最初にミール皿の底をマニキュアで宇宙柄を書いていきますが、その際に黒・青系統以外にも赤や紫を加えるおより一層宇宙っぽく見えます。
書き方としてはミール皿の上下の少しを黒から紺色、そして中心部分が青になるようにしていきます。
その時に色の境界線的なところができてしまうと思うので、黒と紺だったらその2色でグラデーションになるようにぼかし、紺と青なら先ほど言ったようなことをすると誰でも簡単に宇宙模様ができます。
それをさらにより本物の宇宙のような仕上がりにしたい方はそこに赤や紫を加えてグラデーションをしていきます。

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ここで一つ注意なのが、宇宙模様を描く際に時間をかけすぎないということです。
これはマニキュアに関する注意ですが、マニキュアは時間がたってしまうと完全に乾いてしまいます。
近年ではすぐに乾く速乾タイプもあるので、その場合は軽くグラデーションがかかっているような感じにするのがコツです。
そして、ここに少し六角ホログラムやラメを入れて宇宙感を出すのも一つのポイントです。
こうして宇宙模様をマニキュアで書くことができたら乾燥させます。
この時に注意が必要なのは、宇宙模様が出来上がった直後にレジン液をその上に入れてしまうことです。
レジン液と乾燥前のマニキュアはとにかく『相性がとても悪い』です。
入れてしまうとレジン液が完全に硬化しない硬化不良が起きてしまい、レジンアレルギーになってしまいます。
すぐに入れたいと思いますが、完全にマニキュアが乾くまで我慢しましょう。
最後にマニキュアが乾いたら、レジン液とメタルパーツにブリオン、ラメやホログラムを使って立体感のある作品に仕上げたら完成です。

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この時に作品をぷっくりした感じにしたい場合は先ほどの4番目の写真のように出来上がった作品の上からクリアカラーのレジン液をミール皿から少し盛り上がるぐらい入れて硬化させるとぷっくりとした仕上がりになります。

今回は宇宙レジンのやり方について書いていきました。
次回は雲レジンのやり方について書いていきたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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