レジン液の状態ってどうなっていくの?
前回はレジンで使える意外なネイル道具について書いていきました。
今回はハンドメイド以外で使うレジン液の使い方について書いていきたいと思います。
レジン液の状態ってどうなっていくの?
レジン液は前々回で書いた黄変についての時に軽く説明しましたが、液体の状態でも経年劣化(時がたつにつれ物の状態が劣化していくこと)が起きてしまいます。
経年劣化したレジン液を使ってしまうと、硬化不良を起こしたり、レジン液の粘度が高くなり、気泡ができやすくなったり、黄変してしまったりなど様々な悪影響がおきてしまいます。
そこで今回はハンドメイド以外でレジン液を使う方法について私個人の考えとなってしまいますが、書いていきます。
ハンドメイド以外で使うには・・・
レジン液を未使用で使える期間は長くても約半年ほどです。
それ以上の期間を超えてしまうと、先ほど書いたように硬化不良を起こしたり、レジン液の粘度が高くなり、気泡ができやすくなったり、黄変してしまったりなど様々な悪影響がおきてしまいます。
それまでに使い切ることはとても重要ですが、もし使い切ることが難しい場合はレジン液をすべて出して硬化させ、プラスチックごみか燃やせないごみに捨ててしまうことをお勧めします。
今回は約二つほどハンドメイド以外で使える方法について紹介していきたいと思います。
①プラスチック系統の接着剤として
プラスチック系統の素材の接着剤としてレジン液を使うことができるかと私は思っています。
その理由はレジンは時には作品作りで作品のパーツとパーツをつける接着剤としての役割をすることがあるため、
プラスチック素材の接着剤に向いているかと思ったからです。
例えば、ひび割れてしまったレジン作品以外のものや真っ二つになってしまったものをバリを作らないように慎重にして塗って硬化すれば、綺麗にものがくっつき、そのものを長持ちさせることが可能になります。
しかし、硬化後でも黄変がありますのでこの点だけ少し注意すれば問題ないかと私ま思います。
②艶出しニスとして
これはレジンの特性を少し生かしたもので、レジン液は透明感のある作品がとても多く、それに加えて幻想感をどうやって出すかがカギとなります。
例えば、レジン作品作りで例えるとしたらマスキングテープでふさいだ空枠の底だったり、バリを削って作品が曇ってしまったときだったりなどで薄くレジン液をコーティングすることがあります。
それと同じように少しハンドメイドの話になりますが、折り紙を薄くコーティングして硬化させつやを出したり、先ほど書いた接着剤として使った後、割れた後をみえないようにあえてコーティングして硬化させたりなど使い道はあるかと私は思っています。
今回はハンドメイド以外でのレジン液の使い方について書いていきました。
次回はモールドを使った簡単な作品の作り方について書いていきたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。